♪かっとばせ～♪

…カテゴリは音楽なのにこのタイトルは…
いやそれはですね、今日はちょっと面白いものを発見しましたので(^^;ゞ



聞くところによると、コレは高校野球の応援などにブラバンの人たちがやってるものをCDにしたものなのだそうです。
いやぁ夏到来って感じですね☆
同時に甲子園の応援スタンド見てると青春してる感じがして微笑ましいですよね。

…ワタクシも年老いたもんですわorz

高校時代はテニス部で部活に打ち込んでた私ですが、今にして思えばブラバン（吹奏楽部）も面白そうだったなぁとしみじみ思ってたりもします。
…まぁあの頃は音楽にはあまり縁がなかったですけどね(^^;ゞ
ベースギター買ったのは大学行ってからだし。


それはそうと、こういう応援とかを見てると疑問に思うことがあるんですよね。
それは、この応援でブラバンの人達がやってるのは有名な曲が多いってこと。

…つまり、JASRACに著作権を管理されてるものばかりってコトですよ。

ご存知のとおり、甲子園は全国中継です。テレビやラジオの中でブラバンの人達がやっている演奏は耳に入ってきます。
不特定多数の人の耳に入るように演奏する…これってつまりホームページでMIDIを鳴らすのと何も変わらんってコトですよ！

つまり、応援でやってるブラバンの人達はみんな使用料をJASRACに払ってるってコトですか？
例えば、よく使われる曲の中に『狙いうち』がありますよね？
JASRACの作品コードは065-0752-2とあります。
権利は全てJASRACが管理してるようですね。
で、これを応援で演奏するためにココに使用料払ってるんでしょうかね？


なんか…どっちの結果であれ納得できないような気がします。

もし払ってるとしたら、音楽の楽しみに水をさしてるみたいで良くはないと思う。
知ってる曲を演奏するのにお金がらみとか、そういうシビアな世界を持ってきてしまったら『音を楽しむ』という音楽の本懐はなせないのではないかなと。

逆に払ってないとすれば、野球の応援は例外ということになりますね。
それでは他の人達が演奏することにわざわざ規制をかけている意味が分かりません。こういうのを俗に『ご都合主義』っていうのかな。


結局何が言いたいかといいますと、この著作権がらみのシステムは改善の余地があるんじゃないかなと。
野球の応援にしても、ホームページでMIDIを鳴らすにしても、当然ここには商用目的などといった概念はありません。
演奏することに関してあまり強く自由を拘束してしまうと、やってる方も面白くないですよ。

音楽とは読んで字のごとく音を楽しむもの。JASRACさんはこの言葉の意味をもう一度よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。